国内RPGシリーズとして「ドラゴンクエスト」と双璧をなすのが、「ファイナルファンタジー」シリーズです。オンラインゲームとしては、2002年にサービスと開始した「ファイナルファンタジーXI」と、2010に運営をスタートした「ファイナルファンタジーXIV」があります。今回はこの二つのタイトルについて簡単にご説明します。

<オンラインゲームブームの火付け役となった「ファイナルファンタジーXI」>

ファイナルファンタジーシリーズの11作目として2002年にリリースされたのが、「ファイナルファンタジーXI」です。当時はまだゲームファンの中でなじみの薄い存在だったオンラインゲームというジャンルを、一気に普及させた革命的タイトルです。最初はPS2ソフトとしてリリースされましたが、後によりオンラインと親和性が高いWindows版が発売されました。残念ながらPS2、Xbox 360向けのサービスは2016年3月をもって終了していましたが、その後もサービス自体は継続しており、かなりのロングランコンテンツとなっています。北欧版、ドイツ語版もリリースされており、間違いなく最大級の日本製オンラインRPGのひとつと言えるでしょう。

有名タイトルのオンライン化ということで、この作品からオンラインゲームの世界に足を踏み入れたゲームファンも多いはずです。たくさんのプレイヤーが勉強や仕事の時間を削って仮想世界「ヴァナ・ディール」に入り浸っていました。サービス開始から10年以上が経過し、さすがにログインしているプレイヤーは多くありませんが、夢中になってプレイしていた人にとっては思い出深い過去なのかもしれません。

<「ファイナルファンタジーXIV」の立ち上げはゴタゴタだった?>

大人気となったXIから8年余り、待望のオンラインナンバリングタイトル第2作目としてリリースされたのがWindows版「ファイナルファンタジーXIV」です。当然ながらファンの期待は高まるばかりでしたが、そんな期待は裏切られることになってしまいました。

ファンをがっかりさせたのは膨大な数の不具合でした。公式に推奨されているスペックでは、まともにゲームをプレイすることができない、クオリティの低いグラフィック、ユーザーインターフェースの使いづらさなど、そのすべてをここで挙げることができないくらいひどいものでした。当然ユーザーからは大きな不満の声が上がりましたが、開発陣の対応はお粗末なものでした。最終的にスクウェアエニックスがとったのは、開発陣の一新と新システムとしての再構築です。

結果、ファイナルファンタジーXIVは2013年に「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」として生まれ変わりました。その内容は従来とは別ゲームといっていいほど変化していたのです。双方を区別するために、最初にリリースされたバージョンは通称「旧版」と呼ばれます。サービスも全く別のものとなっており、2012年11月に旧版のサービスは終了しました。

以降、「新生エオルゼア」は安定した稼働を続けています。ゲームの内容については賛否両論あるものの、旧版とは違い少なくともゲームにはなっているというのがユーザーの評価です。また、ファイナルファンタジーの強みだったグラフィックは、新生エオルゼアでも高く評価されており、ファンにとっても納得のできとなっているようです。

2016年の時点でプレイするなら新生エオルゼアになるでしょう。興味があればまずフリートライアルを試してみるといいでしょう。また、ファイナルファンタジーシリーズはナンバリングを重ねていますので、今後のオンラインタイトルも楽しみですね。