オンラインゲームは、ゲームの新しい可能性といっていいものです。離れたところにいるプレイヤーと協力したり、対戦したりできる喜びは、従来のオフラインゲームでは味わえない体験といっていいでしょう。それだけに、どっぷりはまってしまうプレイヤーがいるのもうなずける話です。

しかし、その一方でオンラインゲームに飛び込んでから、「こんなものなの?」と感じる人も多いのです。大人としてゲームを楽しむ以上、オンラインゲームが決して万人がもれなく楽しめるものではない点も認識しておく必要があります。今回はオフラインゲームからオンラインゲームに移行する際に、がっかりしてしまいがちなポイントについてまとめました。

<現実と同じように煩わしい部分も…>

オンラインゲームの中では、一つの社会といっていいものが形成されています。人と人が協力して、あるコンテンツを攻略したりするのは楽しくもありますが、同時に煩わしい部分があるのも事実。ゲームの世界でも人と関わる以上、同じ運命からは逃れられないのです。

日々の生活に精神をすり減らしている人の多くが、他人との間に生じる摩擦にストレスを感じています。オンラインゲームで作り上げられる仮想現実には、そうした人々がたくさん逃げ込みます。しかし、結局やりとりするのは現実世界と同じようにリアルな人間。人付き合いが上手い人間がゲーム内でも成功する仕組みになっています。現に、オンラインゲームに手を出したけど窮屈に感じるだけでオフラインゲームに戻っていく人も多いのです。

このように、現実世界で生きづらさを感じているなら、オンラインゲームは楽しめない可能性のほうが高いと考えていいでしょう。ゲーム内でも孤独を感じるのは辛すぎます。繊細な人なら人嫌いになってしまうかもしれません。

<オンラインゲームは忙しい>

オンラインゲームの多くが長期的なプレイを想定して制作されています。そのためにバージョンアップを頻繁に行い、新しいコンテンツが追加されていくのです。楽しいコンテンツが増えていくのはいいことのように思えますが、同時にあるデメリットも生むのです。

すべてのコンテンツを楽しみたくなるのが、プレイヤーの心理というもの。しかし、バージョンを重ねれば重ねるほどコンテンツの数は膨大になり、プレイしきれなくなっていきます。コンテンツによっては期間限定のものや時間限定のものがあり、次第に生活がゲームに支配されていくことになってしまいます。

こうして増えすぎたコンテンツの結果、プレイヤーはプレイ時間を増やすか、そのゲームを引退するかの2択を迫られるのです。ここで楽しめない自分を自覚し、勇気を出して引退できるプレイヤーはまだ幸せといえます。悲惨なのは、意地やこれまでのプレイ時間を無駄にしないためだけにゲームを続けることを選ぶプレイヤーです。こうしたプレイヤーはゲームを「やらされている」といってもいいでしょう。

<恐怖のサービス終了>

オンラインゲームが長期的なサービスなのは先述した通りですが、いつまでも続くわけではありません。ゲームメーカーとしてはサーバーを維持してくだけでも費用がかかります。そのため新規プレイヤーが増え続けでもしない限り、いつかはサービスを終了させてします。

サービスが長く続けば続くほど、終了したときの喪失感も大きいものです。過去の例ですと、有名タイトルのサービス終了時にゲーム内でプレイヤーによる暴動が起きたこともあります。始まれば、いつか終わりがくる。オンラインゲームをプレイする以上、それだけは常に頭に入れておきましょう。

ゲームは楽しむためのもの。ゲームをプレイしていてテンションが下がってしまえば、それは本末転倒です。今回、紹介したような留意点を頭に入れて、大人のゲームライフを楽しんでください。